これは梅重ねかな。ピンクと赤のグラデーションがとっても可愛いですよねー。
小さい女の子が着たら似合いそう。千歳にどうかな?
これは…楝?それとも桔梗かなあ…。
でも、年齢問わず誰にも似合いそうな、無難な色合いかも。
これは花橘の重ね。明るい黄金色と、ちょっと覗く緑のが爽やか。
袴のオレンジ色も聞いていて、元気なビタミンカラーって感じかな。
うん、これなら千歳に似合いそうです(笑)。
これは紅葉の重ね(青紅葉かな?楓紅葉かな?)。とってもカラフルな感じです。
一番上の緑と、重ねの赤と黄色が華やか。こういうのも、元気な千歳に似合いそう。
こちらは、四季の重ね色目を展示しています。
受付のおばさんと、今よりもあの頃の方がずっとおしゃれだなあ、と話したりしていました。
季節の中にある自然の色を合わせて、その風雅を表すという表現とか。
敢えて赤などの華やかな色を、全面に持ち出さずに、袿からちらりと見せたりするセンス。
意外にその方が、色が活きるのですよね。品の良い華やかさを感じるというか。
そういう、ちょっとしたさりげない服装の色合わせ。素敵だなあと思います。
そんな色合いを見ながら、「あかねちゃんにはこんなのが…」とか、「千歳にはこんな色が…」なんて思いながら眺めていました(^^;)。

〜四季のかさね〜 

これは躑躅(つつじ)の重ねかなあ?
何となく、ママになったあかねちゃんに似合いそうだな、とか思いました。
後ろに丁度花橘の重ねがありますね。
千歳とママの並んだ光景…こんな感じかな。
今みたいな人工的な着色料や顔料ではなくて、あの頃はすべて自然の色素で染め上げていたのですよね。
きっと色の鮮やかさも、毒々しくない綺麗な華やかさを持っていたんじゃないでしょうか。
色の重ね方は、現代にも十分通用できるカラーコーディネートですよね。
ファッションだけでなく、インテリアなどにも参考にしたいです♪