これは「初音」の一場面「男踏歌」の光景だそうで、お正月の時期にぴったりな題材ですねー。
源氏と紫の上、明石の御方などなど…みんな揃って男踏歌を楽しんでいます。
とにかく細かく作られている六条院。庭を流れる川や池、橋や渡殿まで再現されています。
男踏歌はお正月のイベントなので、お庭の松には雪があしらってあったり…細かい!
橋から眺めてみました。視点が変わるとまた雰囲気も違って見えますねー。
さて、ここからは源氏物語の各帖に沿って、作られた一場面を追って眺めながらご紹介です。

 源氏物語
第二三帖「初音」〜男踏歌の一場面〜

並べられている人形は、だいたいお雛さま人形を少し大きくしたくらいでしょうかね。
でも、ひとつひとつ装束は違いますし、季節によって重ねの色目も変えられて。
いやあ、お雛さまのレベルじゃありません。
もちろん調度品や、アクセサリーもしっかり作られています。ホントに凄い細かさ。
源氏の話を照らし合わせながら、再現されたものを見るのも楽しいですが、単純に六条院の造りや人形たちの装束を見るだけでも、十分楽しめますよ。






  





4分の1スケールですが、写真だと本物の寝殿造に見えますよねー。